立ち上がれ中指

中指はそれを立てた時に最も折れやすくなる。

TOEIC「超」必勝法 (新書) 晴山 陽一 (著)




僕の今までの読書感想文は結構自分の中では感銘を受けたものばっかり書いていて、やっぱり自分が感銘を受けたものをほかの誰かにも紹介したいし、あわよくばちょっと読んで見てほしいという願望があったからだった。んでその中で意図的に自分にとってこれ!ていうもの以外はあんまりかかない方針をとってきたのだけど(っていっても現時点でおすすめ読書感想文は6つしかないけど)、やっぱりこれ!って感じじゃない本でも有用な情報がころころ転がっていたりするわけだし、それを読んで自分が何を考えたかについて整理したり発展さしたり発表したりそれについて討議したりしたいので、これからは「おすすめ」ということではなくても読書感想文を書いていこうと思う。ちなみに僕の基本方針として、基本的にその本をけなすだけに終始するような文章は書かないように出来る限りしていきたい。やっぱ人生は限られているわけだしそういうことに時間をかけるよりも良いものについて触れる時間を少しでも多く増やしていきたいし、やっぱ何かを暴力的なまでにけちょんけちょんにけなすだけっていうのは生産的な行為とはちょっと違うんじゃないかと思うわけなのだ。まあ裏を返せば生産的であればけちょんけちょんにしてもいいとも言えるのだけれども、そこら辺はちょっとさじ加減がわからないので色々調整していきたいと思う。

んで今回感想を書く本はこれ。この本、タイトルには必勝法と書いてあるのだけれども実際この本でtoeic対策に関連している文章は多分100ページにも満たなくて、あとは英語で見る名文だとかで構文のおさらいをしてみたりやる気を喚起してみたりと英語の役割だとかやる気のあげ方について書いてあったり、論語を英語で読んでみたりといった感じで直接的にtoeicとは関連のない内容が多い。どうやってtoeicに関する必勝法で一冊本を作るかを考える際に、筆者だか編集者だかがとりあえず関連した内容をぶちこんでそのまま一冊の本に仕立て上げたのではないかと思わず邪推してしまいたくなるのだが、書かれていることはちょこちょこ物足りないことがあることを覗けば結構そのとおりだなあと思うことは多い。名文の日本語訳に若干?マークがつくこともあるんだけど、まあさすが名文を集めることが趣味だというだけあって結構おもしろい名文が多く乗っているのでそれを眺めるだけでもなんとなく元は取った気がするから不思議だ。たとえば「人生とは、セックスを通じてうつされる遺伝病である」みたいな文章は結構皮肉が聞いていてにやっとさせられたし、「言い訳は必ず嘘をはらむ」というような内容にはよく言い訳を思わず使ってしまう身としてはギクリとすることもあった。toeicがどうたらというよりも、こういうのが好きな方にむしろ購入を勧めるべき本だなあと思った。

・必勝法についての内容
何項目かについて分かれていたが、リスニングは最初が肝心、マークシートのマークは区切りがついてからつけろ、文章読む前に問題文を読めだとか、最近の受験テクニックに不幸にも慣れ親しんでしまった僕たちラ・ミゼラブルには少々物足りないような感じもする。自分のやっているやり方が正しいのかあとか確認にはなると思うけども。あと筆者は英語が伸びた理由として音節の話だとかアクセントの話だとかを書いていたような気がするけど、多分それはある程度英語が出来る人用の話がした。というかこの本全体がそんなようなテンションだ。

・英語を学ぶ意義について
筆者は3つの項目に分けて解説している。ひとつは文章を読むためのツール、ひとつは会話をするためのツール、最後のひとつは考えるためのツール。

文章を読むことのツールとして有益なのはもはや言うまでもないことであって、日本語の文章がいくらネット上には多いといってもやっぱり英語のやつのほうが全然多いわけだし、進んでいる研究報告だとかも英語で書かれているわけなのだから、英語が読めたほうがいいのは情報を摂取する上でいいのは間違いのないことだと思う。あと、なんだかんだで日本人は英語っていうだけで拒絶反応を示す人が多いわけだから、自分が英語で書かれた媒体から知識を先取りして日本に紹介するだけでなんらかしらの利益を受けるように仕向けてみるとかそういう直接的な役にも立つと思う。

会話をするためのツールというのも多分説明の必要はない。ただ、筆者も述べているように学習をする上で会話ってのは最高の促進剤で、やっぱり人間自分が能動的に使うからこそそれを覚えようと努力するわけだし、だとしたら先生だとかに問題を配られてそれを処理するだけにしか使おうとしない教育では英語の伸びが悪くていつまでも話せるようにならないのも当然の帰結なのだと思う。会話はモロで能動的な知識の活用を求められるわけだし、会話ってのが学習促進剤としての効用をあまり認められていない現状ってのは僕も少々疑問を抱かざるを得ないような気がしてならないわけなのである。

前者2つの用法に対して、思考するためのツールとしての英語ってのは若干言ってることが意味ぷーな気がしてしまうかもしれない。これが言いたいことは、思考ってのは言語とものすごい結びついているわけで、やっぱり考える上で母国語の特性だとか癖も同時に使ってしまっているから、そういうのを相対化して別の視点を持ち込むためにも英語などの学習が求められるということ。こう考えてみると、英語っていう媒体はやっぱアメリカンジョークを繰り出すのに適している媒体なのかなあだとか妄想は尽きない。あと帰国に純日本人的にはうざい人が多いと言われることの原因の一部にこれもあるのかもしれないね。まあなんにせよ、僕の経験からもこれは多分そのとおりと言えることだと思うので、ちょっと自分の思考一回変えてみたいぜ/みたいわ、なんて方がいたら外国語学習をしてみるのもお勧めですぜ。




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 あまりにも無目的に生きる自分自身に軽い絶望を感じ、そんならいっそ何か書き始めたほうが生活回転が良くなるんじゃないかと思いつけ始めたブログです。
 よって人様に見せるものでもなんでもない公開オナニーになっていることこの上ないと思われますが、万が一うっかりこのサイトを覗いてしまった場合は、その辺何も触れずに放置していただけるとありがたいです。好きな食べ物はプリンです。

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